イクメンが日本をダメにする

夫の目線で出産・育児・社会について色々書いていきます。

【男性必見】5秒でわかる男の育休の取り方

こんにちは、はじめまして。

 

育休を取る1ヶ月前までに「育児休業申出書」を会社に提出します。

 

タイトルがウソにならないように最初に結論を記載しました。もちろん詳しい説明もしていきますのでご安心ください。

そもそも男性でも育休が取れるということ自体あまり知られていないのではないでしょうか。実際、妻に教えてもらうまで私自身知りませんでした。

 

妻「育休取ったらいいんじゃない?」

私「こども生まれたら普通取るんじゃないの?」

妻「いや、あなたが!」

私「え、俺も取れるの?」

妻の妊娠中、このような会話があって初めて男性でも育休が取れるということを知りました。教えてくれた妻にはとても感謝しています。きっとこの時点で親になる覚悟と準備が私よりもずっと出来ていたんでしょうね。

 

それからネットや役所で色々調べました。

男性でも取得出来ること(なんと実は扱い自体は女性とまったく同じです)や、以前記事にした育休中でも収入がなくなるわけではないこともこの時に知りました。

 

さて、(男性の)育休の取り方ですが、実は手続き的には本当に最初に書いたもののみです。

「いやいや、待ってくれ。うちの会社は男性の育休なんて、、」という方もいらっしゃると思いますが提出するのが育児休業申出書」であることに注目してください。

申請書や要望書ではありません。申出書です。

つまり育休の取得は(表現があれですが)「私は育休を取ります」というのを申し出る宣言のようなものであり、育休の許可をもらったり、育休のお願いしたりするものではないのです。

 

しかし、「でも会社から『ウチは男性の育休なんてない』と言われたよ、、」という方、すぐに労働局に行きましょう。労働者の育休は法律で定められており、就業規則への記載も必須です。

事業主は、労働者からの育児休業申出があったときは、当該育児休業申出を拒むことができない。(後略) 育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律 第2章第6条 を引用】

 

イメージとしては有給と似ています。法律的には毎年有給が付与されるのがわかっていても「ウチは有給なんてないからな!」と上司に言われて「どうせ有給で休めないしな、、」となって結局ないものになっている。育休も同じです。お勤めの会社がどうこうではないんです。働いていれば誰もが得られる権利として育休はあるんです。

 

先に育休取得は宣言というような表現をしましたが、休んでいる間に代わりに仕事をしてくださる方が当然いますし、引継ぎや欠員等で迷惑をかけることは紛れもない事実でもあります。うまく育休が取れたとしても「法律で決まっているから育休を取れて当然」とは思わないでほしいです。

 

ただ育児休業によって得られる時間や経験は何事にも代えられないものです。もし、これを読んで男性でも育休が取れることを知った方は、パートナーやこどものために、なにより自分のために育休という選択肢を考えてみてください。