イクメンが日本をダメにする

夫の目線で出産・育児・社会について色々書いていきます。

なくなるといいね、イクメンという言葉

こんにちは、はじめまして。

 

現在、育児休業真っ只中のアラサー男です。

男性や夫側の目線で育児や出産、考えた事について書いていきたいと思っています。

また出産や育児関係の手続き、かかるお金についても書いていきます。

これは自分が知りたくてネットで色々探したけれども、やはり女性向けが多くて大変だった(現在進行形で大変ですが)からです。

忘備録と経験談になりますが、これから出産・育児について詳しく知りたいという(特に男性の)方の参考になればと考えています。

 

さて、誰もが耳にしたことがあるであろう「イクメン」ということば。

育児に積極的に関わってくれる夫のことを指す言葉です。

育児休業中の私も一般的には「イクメン」に分類されるでしょう。

 

いきなりですが、私はこの言葉が大嫌いです。

(「イクメン」の方が嫌いな訳ではありません、むしろ好きです。)

なぜなら育児に関わるのは夫として、家族として当然のことだと思うからです。

当たり前のことを当たり前にしていることを取り立てて「イクメン」と呼んでいることが不思議でなりません。

逆に育児をする女性のことを「イクウィミン」と呼んだりするでしょうか。

「イクウィミン」でgoogle検索したら3件しか出ないので、おそらく呼ばれてないでしょう、言いづらいし。。

 

私には「イクメン」という言葉が存在している背景には「育児は女性がするもので、男性はしないものだ。だから育児をする男性には特別に称号を!」という世の中の共通認識があるように感じるのです。

 

今日の日本において男性の育児参加には意識という面で高い壁があります。(周知の有無は別として制度という面では壁はないとも思います。)

そんな中で「どうにか家族のために!」と育児をしているお父さんのことを「イクメン」と呼ぶことは、周りや社会、これから親になっていく男性に対して大きな効果を発揮するであろうことは否定しません。素晴らしいロールモデルだと思います。

 

しかし、その背景を保ったまま「イクメン」という言葉が存在することは、いつまでも男性の育児を特別扱いすることになってしまうのではないでしょうか。

なので、私はいつの日かすべての男性が「イクメン」になることで「イクメン」という言葉に無くなって欲しいのです。

イクメンだからじゃない、親だから育児をする」そんな考え方が広がればいいと願っています。