イクメンが日本をダメにする

夫の目線で出産・育児・社会について色々書いていきます。

出産・育児でかかるお金ともらえるお金1

こんにちは、はじめまして。

 

「出産や育児にはお金がかかる」という印象をお持ちの方が多いのではないでしょうか。家族の人数が増える訳ですから、めでたくうれしい一方でやはり先立つものがないと不安な気持ちもあると思います。

 

そこで今回は我が家が出産や育児にかかったお金、もらったお金を公開したいと思います。これから出産、育児を控えている方やこどもをお考えの方はイメージ作りの参考になれば幸いです。今回はもらえるお金をまとめました。もらえるタイミングも合わせて記載するのでご覧ください。

 

もらえるお金

出産一時金 42万円(例外で39万円)

出産した場合にもらえます。産院によっては39万円になりますので、事前に確認しましょう。

(もらえるタイミング)

出産後になりますが、多くの方は「※直接支払制度」を利用すると思うので、この補助金のお金は手元に来ないと思います。我が家もそうでした。

※出産一時金が直接産院に支払われる制度です。なので、出産・入院にかかった費用の支払いはその全額から42万円を引いた金額のみです。

例えば出産・入院に50万円かかるとして、制度を使えば退院時の支払いは差額の8万円だけです。制度を使わない場合は一度自分で50万円全額を支払う必要があります。その後手続きをして42万円が手元に来ます。どちらが得、メリットがあるということはないので手続きや支払いが楽な直接支払制度を使ったほうがいいと思います。なお、出産・入院費用が42万円を下回っていた場合はその差額はちゃんともらえます。

 

■出産手当金 手取り給与約3か月分程度

仕事をしている出産する女性には産休(産前42日・産後56日)が設定されます。これは出産前後の働いてはいけない期間で、その間は仕事を休むことになります。それに対して手当金が支給されます。金額はもちろん人によって違いますが目安として手取り給与の3ヶ月分です。「ご自身の日給の3分の2」×「98日」で大体の金額がわかります。働いている奥さんへの手当なので男性は当然もらえません。また専業主婦の奥さんや出産を機に退職した奥さんももらえません。(退職のタイミングにもよります。)

(もらえるタイミング)

産休終了後になります。産前分と産後分が一度にまとめて振り込まれます。我が家では約60万円もらいました。休職からもらえるまでにかなりタイムラグがあり、振り込まれるのは産休終了の1ヶ月後ぐらいになるので注意してください。

 

■育児休業給付金 手取り給与の8割(~6割)程度

育児休業中の方がもらえる手当です。育休は最大1年間(特例でさらに半年間延長可能)取得できますが、そのうち最初の6ヶ月までは給与の67%が、残りの期間は50%が手当としてもらえます。以前も記事にしましたが、パーセントは給与額面のものなので手取りでいうと80%(7ヶ月目以降は60%)程度はもらえます。育児で仕事を休む方のための手当なので、働いていない方や退職した方はもらえません。ただし、復職するつもりで育休を取ったが事情により復帰できずにそのまま退職するということになっても罰則、罰金、返金等はありません。

(もらえるタイミング)

2か月ごとに2か月分をまとめて振り込まれます。これは育休期間中は隔月で振り込まれ続けます。我が家では一度に約35万円もらっています。ちなみに妻も育休を取っており、大体同じ金額が振り込まれます。一度の振り込みの半分でひと月を暮らすという形になるかと思います。

 

■児童手当 15000円(年齢、こどもの人数による)

こどもがいればどなたでももらえる手当です。3歳になるまでは毎月15000円がもらえます。3歳以降は年齢やこどもの人数で金額が変わっていきますが、中学生になるまでもらえます。申請のタイミングによってはひと月分損するかもしれません。お子さんが生まれたらすぐに役所に手続きしに行ってください。

(もらえるタイミング)

2,6,10の各月に4か月分がまとめて振り込まれます。なので実際の振り込みは6万円が年に3回です。各月の中旬以降に振り込まれます。

 

この他にもつわりで奥さんが仕事を休んだ場合に手当がもらえたり、検診・出産・入院で多額の出費があった場合は医療費控除が受けられたりします。

出産・育児には手当が多くあり、私としては普通の生活を送る分には十分な金額がもらえていると感じています。

手当については、金額はわかっていても振り込まれるタイミングがわからないものが多かったので、妊娠から出産~育児という流れでどのタイミングでどれくらい手当が入ってくるのかを考えることの役に立てばと思います。

次回はかかるお金についてまとめていきます。